2022/1/27 セルフリーディング 神の家
神の家だった。
前回も似たようなシチュエーションの時にだしたカードも神の家だった。
そのときに起きたことは、今までの自分ではないということを思い知らされたこと。
今までと同じようにするのだが、昔のようにできない。
できていたことができない。
昔とはもう違うんんだということが
頭ではわかっているんだけど、行動や心が伴わない。
さみしかった。
そして、今回でた神の家。
思ったことは、
あ~また昔とは違うことを思い知らされんだ、だった。
だが、ちょっと待って。このカードは想定外のことが起きること。
自分が今まで積み上げてきたこと、自分を守る鎧、こうであるという自分の姿、心
そんなことが壊されること。壊すのではなく壊される。
今、思ったことは想定しているから、これではない。
起きたら嫌なこと、全部想定しちゃうという裏技。
使うべきか使わないべきか。
壊れちゃうのはショッキングだけど、
壊れていることに気がついてないのは自分だけかもしれないし、
どうせ壊れているのであれば、
壊れていることに気がついた方がその方が後々良いことになる。
想定できるなら、対応策を考えておけばいいことだし、
それでダメになるなら仕方がない。
なるようにしかならないんだと思う。
セルフリーディング 1/10 ソード9
ウェイト版 ソード9 絶望と孤独
ひどいことをされてひとり悲しんでいる
頼ることもできず、孤独な様子
このカードが出たとき、私にはなんのことかさっぱりわかりませんでした。
私は孤独じゃないし、1ヶ月前父を亡くしてさみしいし悲しいけど
ここまで打ちひしがれるほど悲しくないし・・・
そんなふうに思っていました。
たまたま、その日の夕方に見かけた動画が
「人生は孤独だけど自分の意思は貫いた方がいい。
そして自分の責任で人生を生きた方がいい。
自分の責任で生きると言うことは人生は孤独であると言うこと。
もちろん本当の孤独ではなく一緒に遊ぶ友人や家族もいる。
でも、人生を生きるのは自分であり、自分の人生は自分だけで決めていく。」
こんな内容のお話でした。
それを見たとき、
「これだ!今日のカードはこのことを私に知らしめるためのカードだったんだ。」
と腑に落ちたんです。
人に頼って生きようとしている私、
だれかに教えてもらってさらに導いてもらおうとしている私。
目が覚めましたよ。
セルフリーディング 1/6
ソード5
ウェイト版 ソード5 敗北
このカードには勝者と敗者が描かれています。
勝者がいれば敗者もいる。
勝つためには誰かを傷つけることになることもある。
そんなカードです。
勝者と敗者とは?
今の自分をこのカードを通して見てみます。
気持ち的には敗者です。
思うようにできていないことが歯がゆいです。
ただし、生活はできています。
仕事はしていませんが、とりあえず明日あさっての生活に困ることはなさそうです。
あたたかい部屋で今も過ごしています。
こういったことを考える時間があることも、とても貴重です。
本当に生活に困っていたら、こんなことを考える時間すらありません。
そういう意味では勝者です。
誰かを傷つけて得た勝者の立場なのかはわかりません。
世の中から見たらどっちなんでしょうか。
気持ちのよい朝。
晴れた日曜日の朝、私の大事な人が旅立った。
とても気持ちのよい朝。
呼吸は浅くなっていたが規則正しかった。
それまでの2日間と違って、静かな時間だった。
私が歯を磨きに行っている間に呼吸は止まった。
最後の呼吸を見ることができなかったことに後悔はない。
最初の夜は痛みめと麻酔でろれつが回らなくなっていたが、必死で何かを訴えていた。
彼女がいいたいことをわかってあげることができなかったことが、そのときは悲しかった。
彼女は思いのほか強い力で私の腕をつかんだ。おそらく体勢を変えたかったんだろうけど、上手にできなかった。
耳が聞こえないと訴えていたのはわかった。
数時間おきにいろいろ訴えるが、私にできることは少なかった。
夜が明ける頃、彼女は落ち着いて眠っていた。
私は一度自宅へ戻り、家の掃除をし、シャワーを浴び、仮眠をした。
夕方目覚めてぼーっとしていたら、彼女の容体が悪くなったという連絡が入り
病院に向かった。
昨夜と違うのは、痛みでは起きるけど、それ以外はこちらの呼びかけには反応しなかった。
数時間おきに起きて痛みを訴えるのだが、そのまえに眉間にしわが入るので目安になる。彼女に痛み止めを入れてもらう?と聞くと弱くうなずく。痛み止めを入れてもらってうとうと眠る、それを何回か繰り返した。
次の、そろそろ痛み止めが切れる時間になった頃、
お見舞いに来てくれた方が声をかけてくれたが、彼女が目を開けることはなかった。
彼女の顔を観察したが、眉間にしわが入りかけるのだが目を覚ますことはなく、そのまま眠り続けていた。
深夜、うっすらと目を開けていたが、反応はにぶかった。
血圧を図るために腕に巻くバンドを痛がった。
喘鳴がずっと続いていたのが、だんだん静かになっていった。
規則正しい呼吸音だけになり、私も横で眠った。
夜が明けるころ、家族を呼んだ方がよいと言われ家に電話をした。
相変わらず、呼吸は静かだが規則正しい。
不思議と静かな時間が過ぎ、私は穏やかな気持ちだった。
そしてそのまま最後の朝を迎えた。
最初の夜、彼女は何度か私に微笑んだ。
私を心配させないためだったのかな?って、今なら思える。
きっとそのときの私は必死な顔をして彼女を見つめていたんだろう。
とても密な時間だった。
野良猫デビュー
先月、長年勤めた会社を辞め、野良猫デビュー
職業無職、夢は自由な若隠居。
お気楽な50歳の独女。
どうやって生きていこうか、思案中。